RadeonでStable Diffusionの学習を行う(備忘録)
備忘録です。
Stable Diffusionの学習を行うツールとしてはKohya氏が作成したツールが一番有名だと思います。
GUIとしてはこちらです。
ただし、デフォルトではCUDAの使用が前提になっているため、Radeonでは動作しません。
以下のモジュールをRadeon(ROCm)用に置き換えることで動作するようになります。
PyTorch
TensorFlow
bitsandbytes
上2つは普通にpipからインストールできるため、requirements.txtで必要なモジュールをインストールした後に置き換える、requirements.txtを書き換える等すれば良いと思います。
bitsandbytesですが、以下にフォークバージョンがあるのでcloneした後にビルドしてインストールする必要があります。
make hip
でビルド後、pip install ./bitsandbytes-rocm
でモジュールがインストールされます。
あとはテストのため、kohya氏が公開しているサンプルデータを学習→生成のテストを行って問題なく動作すれば環境構築完了です。
これは3Dモデルのスクリーンショット30枚程度を学習させて生成させためかぶちゃん
30枚程度でここまで再現できるの凄いけど悪用しようと思ったらやりたい放題ですね…。
全米ライフル協会の気持ちになりました